2020年度日本博を契機とする
文化資源コンテンツ創成事業「イノベーション型プロジェクト」
「みんなの花火〜障がい者も外国人もあらゆる人が一緒に楽しめる花火〜」

日本人は、かつて争いに用いた火薬を、花火
に変えた歴史を持っている。

今や、各地に一千ヶ所の花火があり、ひと夏
に七千万以上の人が花火大会を鑑賞している。

花火は、これほどまでに愛される日本の「文化」
であり、日本は「花火の国」と言っても過言
ではない。

しかしながらこれまでは「花火を楽しみたい
けれど、それがかなわない」という人たちが
いたことが見過ごされてきた。

花火が本当の意味ですべての人に開かれた
文化となるために、花火を愛するすべての人が
このことに真正面から向き合う。

花火の楽しみ方は皆それぞれで良い。違いが
あるからこそ楽しみ方はさらに広がる。

誰のこともおざなりにせず、それぞれの
楽しみ方をすべて抱き込んで、あらゆる人が
楽しめる花火をつくる。