このプロジェクトは東京都品川区立台場小学校の子どもたちが、花火に関わる様々な体験を通しながら、花火師と一緒になって花火のデザインを作り上げました。

出来上がったデザインは、花火師が一つ一つ実際の花火玉として製造し、日本テレビの24時間テレビの中で、全国の方が見守る中打ち揚げられました。

ダイジェスト映像

  

  

大切にしたこと

みんなで作る

大人は、視覚・聴覚・発達など、様々な不自由を抱えて生きている人を分類して考えがちだ。しかし、こどもたちは違うのではないか。だから、過度に障がいにフォーカスすることはしない。不自由なことがあろうが、助け合ってひとつのものづくりに取り組む。コロナによって、たくさんの愉しみを奪われてしまった「同じこども」だもの。

あり得ないものをつくる感動体験

花火は、みんなの街にあって、みんなが愉しめるもの。花火づくりは、たくさんの創造性が必要だけど、図工の時間に「花火」をつくるなんてことはあり得ない。このあり得ない創作を通じて、感動体験を共にする。

24時間テレビでの発表にドキドキする

こどもたちの花火は、テレビを通じて、日本各地に届けられる。いま自由に飛び交えるのはテレビのチカラ。

実施内容

  

つくる

2020年8月3日 品川区立台場小学校

・花火の物語「ハナビリウム」観賞

・オンライン工場見学×オフライン花火に触れる

・ひとりひとり花火の絵を描く、それが本物の花火になる

・夜空で「みんなの花火」が咲き合う姿を創造する


あそぶ

2020年8月7日 品川区立台場小学校

・こどもたちの花火の製造過程レポート

・みんなが画いたデザインから、花火師がつけた玉名発表

・みんなが画いたデザインを使った花火がどう打ち上がるのか、シミュレーション動画発表

・線香花火を作ってみよう

・おもちゃ花火で思いっきり遊ぼう

・花火師によるおもちゃ花火ショー


あげる

2020年8月23日 静岡県浜松市 弁天島

みんなで一緒に作った花火がついに打ち揚げです。
打ち揚げの花火を見に行くことは出来ませんが、なんと日本テレビ24時間テレビの中で放送されました。
事前の番組では、ジャニーズWESTの重岡さんが、花火工場で一緒に花火を作ってくれたり、子どもたちとオンラインでお話しをしたり。
コロナ渦での厳しい夏休みが、最後に素敵な思い出で締めくくれたら何よりです。