昨年は花火大会の会場で行った花火教室。

花火の模擬玉や打ち揚げ用の本物の筒を展示して、触ったり持ち上げたりします。

打ち揚げを担当する花火師が、来場したお客さま一人一人の質問に答えながら、花火の仕組みや上がる高さ、広がる距離などを教えてくれるイベントです。

今年はどこも花火大会が中止になってしまったため、会場を花火大会ではなく、一般のイベントスペースに変更しての実施になりました。

コロナ渦で迎えた東京のお盆。県外への移動自粛などもあり、お客様が来てくださるのかどうか、逆に混雑しすぎてしまったときに大丈夫なのかなど、たくさんの不安がありましたが、適切な距離をとり、作業スペースにはアクリル板で間仕切りをするなど、基本的な対策をとりながら、そしてお客様の快い協力をいただきながら無事に終えることが出来ました。

来場いただいたお客様、そしてご協力いただいた主催者、煙火店など多くの皆さまに感謝します。

実施概要

実施日:2020年8月13日〜16日

実施場所:東京都昭島市 昭島アウトドアビレッジ

花火展示

花火の模擬玉や打揚筒、玉の大きさと打揚高度の関係を表したパネルなどを展示しました。
尺玉を半円に割った模擬玉の中には、星(花火の火薬)がどんな風に並べられているのかなどもわかるようになっていて、訪れる人が興味深げに花火師に質問をしていました。

線香花火ワークショップ

今年は筒や玉の展示だけではなく、花火師に教わりながら自分で線香花火を作る線香花火づくりワークショップや、おもちゃ花火で遊ぶ体験コーナーなども併設しました。
線香花火は作った後は実際に火をつけて、きちんと火花がパチパチ飛ぶかどうか試してみます。これがなかなか難しくて、綺麗に火花が飛ばずにそのままポタッと落ちてしまったり、ちょっとだけパチパチして小さくなって落ちてしまったり。

おもちゃ花火体験コーナー

おもちゃ花火は最近では遊べる場所がなくなってきたことから、はじめて体験する子どもたちも多かったようです。
大人も子どもも、みんな夢中になって、笑顔一杯で遊んでいました。