花火デザインワークショップに参加いただいた障がいのある方の方々からいただいた案を審査し、
実際に花火を製造するデザインに決定した6案です。

1. 一条うらら「空に舞う葉」

デザイン意図

東京都の木はいちょうです。そこで、東京の空にいちょうの葉をたくさん散らしたいと考えました。オリンピックの季節の美しいグリーンのいちょうを夜空いっぱいに。

ワークショップに参加した感想

日本の名人花火師の方のワークショップに、参加できたことがありがたかったです。参加者のデザインを見て、花火の種類をどう使うか提案してくださって、私どもと作品を練り上げていくのが楽しかったです。名人の手にかかると私のデザインがどうなるかとても楽しみです。

打上会場:
世田谷
花火製作:
株式会社紅屋青木煙火店
花火デザイン監修:
東京日本橋・丸玉屋
花火打上:
株式会社丸玉屋

2. 赤バラのクラリス「ルパンの花束」

デザイン意図

ルパンの贈る花束はどんなものだろう?空中でたくさんの花がラッピングされリボンが結ばれるイリュージョンのようなものかもしれない。そう、花火の花束のような。

ワークショップに参加した感想

ワークショップに参加して、自分のアイディアを形にして、人に発表する楽しさを思い出しました。頭の中で想像していたもの(花火)が実現するのは夢のようでうれしいです。

打上会場:
世田谷
花火製作:
株式会社小松煙火工業
花火デザイン監修:
東京日本橋・丸玉屋
花火打上:
株式会社丸玉屋

3. タムラ ナオミ「松竹梅」

デザイン意図

昨今、外国の方が「侘・寂」の美意識を「COOL」と表現され日本の魅力に注目しています。盆栽や能で用いられる松竹梅なら、日本を連想してもらえると考えデザインしました。

ワークショップに参加した感想

幼い頃から打ち上げ花火が大好きで、今回デザインしている時間も幸せでした。ワークショップでは名人花火氏の方々から専門的なお話を聞くことができたので、大変貴重な経験となり、私の一生の宝物になると思います。

打上会場:
世田谷
花火製作:
株式会社紅屋青木煙火店
花火デザイン監修:
東京日本橋・丸玉屋
花火打上:
株式会社丸玉屋

4. H.T「結晶」

デザイン意図

レザーファンは花束などに用いられる緑の美しいシダ植物です。そのレザーファンが結晶となり、夏の夜空できらめいたなら・・・。
暑い東京に少しだけ涼しさを振りまいてくれそうな気がします。

ワークショップに参加した感想

自分が観てみたい花火について考えている時間は楽しかったです。

打上会場:
川崎
花火製作:
株式会社小松煙火工業
花火デザイン監修:
東京日本橋・丸玉屋
花火打上:
株式会社丸玉屋小勝煙火店

5. 森田義男「祝いの花」

デザイン意図

梅の花に似た白い美しい花が咲く「ギンバイカ( 銀梅花)」は、別名「祝いの木」。はるばる海外からいらっしゃるお客様を、祝祭ムードでおもてなししたいと思います。

ワークショップに参加した感想

第一線で活躍していらっしゃる方々の話を伺えただけでも、大変貴重な体験でした!!扱うものは違いますが、自分も花とこのように向き合っていきたいと思うお話ばかりで、毎回楽しみでした。
そして自分がデザインした花火が打ち上げられるなんて、夢のような話でとても幸せです。

打上会場:
川崎
花火製作:
株式会社小松煙火工業
花火デザイン監修:
東京日本橋・丸玉屋
花火打上:
株式会社丸玉屋小勝煙火店

6.今井さやか「フラワーリース」

デザイン意図

リースには”終わりのない永遠”という意味があるそうです。変わることのない愛情や友情など、大切な人たちとの永遠の絆を、色とりどりの花のリースで表現しました。

ワークショップに参加した感想

普段人前で話したりすることが苦手な私が、頑張ってやってみようと、勇気を出してチャレンジしてみた結果、ここまでやってこられ、形になったことが嬉しいです。こんなチャンス滅多にないので、本当に恵まれているし、今回こんな貴重な経験をさせていただいたことに感謝しています。
やってみなくちゃわからないということを、身を持って感じました。

打上会場:
川崎
花火製作:
株式会社小松煙火工業
花火デザイン監修:
東京日本橋・丸玉屋
花火打上:
株式会社丸玉屋小勝煙火店