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秋川流域花火
10月24日(土)、第2回秋川流域花火大会の中で、「みんなの花火」が打ち揚がりました。
密を避けるため、オンライン配信限定の花火大会となった第2回目のテーマは「For tomorrow ~秋川流域 一致団結~」。
まちのために、明日のために、コロナと共にある現在を皆で乗り越えるために、願いを込めて、人の想いを花火に乗せて
夜空に打ち揚げるという花火大会となりました。
「みんなの花火」は、昨年の花火朗読劇に続き、あきる野青年会議所様のご協力のもと、秋川流域花火大会のプログラムの一部として打ち揚げられました。
今回の企画では、大会テーマに寄せて、花火のデザインと花火に込める願いを募集し、株式会社ホソヤエンタープライズがその花火を製造して、花火玉に願いを貼り付けて打ち揚げるというものです。
デザインと願いは、日本花火推進協力会とあきる野青年会議所のSNSやHP、また、あきる野市役所と五日市出張所にボックスを設置させて頂き、広く募集をかけました。
2歳から42歳までの方からの個性が光る全31作品が集まり、そのすべてが、花火となって打ち揚げられました。
配信されたYouTubeの視聴者数は一時1000名を超え、九州や茨城、都内の方からも視聴報告をうけ、予想以上の反響があったそうです。
集まった花火デザインは、どれも個性的で素晴らしい作品ばかりです!
花火師はデザイン画をもとに、花火をイメージしていきます。
試行錯誤しながら、すべてに思いを込めてひとつひとつ手作りで制作していきます。
願いごともしっかりと花火玉に張り付けられ、着々と準備が進んでいきます。
花火を会場にセットして準備万端。
前日の雨が嘘のように花火日和になりました。
「フルーツやさんになれますように」と7歳の願いが込められたデザインから、スイカの花火を考案しました。
赤い花火からスイカの種が浮模様となる「紅牡丹金菊花浮模様」で表現しています。
また、「ひるやもりを育てたい」と願いを込めた6歳の作品では、たくさんの色を使って円が描かれており、中に星型の模様が表現されていました。
その花火玉に「回転リングにスター」と命名して、時間差で色が変わっていき、中に青く星型が光る花火で応えました。
31種類の花火は、ひとつひとつに玉名がつけられ、願いとともに大きく夜空に花開きました。
打ち揚げ場所からは遠くの夜景を広く見渡すことができ、花火と夜景のコントラストがとてもきれいに見えました。
秋川流域花火大会より、「みんなの花火」を抜粋した映像はこちらよりご覧いただけます。